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修ちゃんと母の湿疹奮闘記1
めっちゃ乾燥しているオーストラリアで、ベイビーの湿疹に悩むお母さんたちの
参考に少しでもなれば…と思い、長~~~くなりますが
記録も兼ねて湿疹治療記を書いておきます。

育児本どおりに乳児湿疹が顔に出始めたのが生後2週間ごろ。
ミッドワイフに病院で沐浴指導をしてもらった時に、キャンベラは乾燥しているから、
お風呂は週に3回程度で十分、夏でも毎日入れる必要はない、と言われたので
そうしていたら、どんどん湿疹がひどくなったので毎日お風呂にいれるようにしたら
湿疹が治り、乾燥して、皮がぽろぽろ剝けて卵肌になり、また湿疹ができて・・と、
修ちゃんの顔は多分3回くらい脱皮したかな?

そうこうしてるうちにキャンベラは真夏になり、地獄の暑さに。
クーラーのない我が家で修ちゃんは体のあちこちにあせもができ始めました。
汗をかいたら体をふいてお着替えをさせて、お風呂には毎日入れていたけれど、
何せ毎日すごく暑くてあせももなかなか治りませんでした。
涼しくなったらきっと治るよね、と思っていたのだけれど
暑さがずいぶん和らいでからも湿疹は続き、そのうちに足のすねには
今までとは明らかに違う、なかなか治らない頑固な湿疹が。
ひどいときは顔のほほは修ちゃんがこすってしまうのでひび割れてじゅくじゅくに、
足のすねからも滲出液が出てくるほどになってしまいました。
いくら清潔にして。保湿を繰り返してもよくなるどころか悪くなる一方。
このあたりで生後3ヶ月くらい。
この時から、いわゆる誰もが経験するただの乳児湿疹とは違うのかも~と思い始め、
もしかしたらアトピーなのかも・・と心配し始め、GPに予約を入れました。

GPでは、Egocortという乳児湿疹によく処方されるという
とても弱いステロイドクリームを処方され、生活上のアドバイスとしては、
皮膚をとにかく乾燥させないために
シャンプーやせっけん類は一切やめて、
ぬるめのお湯で2分程度のお風呂にすること、
お風呂からあげたらすぐにモイスチャラーザーを体中に、
湿疹の部分にはステロイドを、とのことでした。
顔のほうは、このEgocortがとてもよく効いて、
翌日の朝には湿疹はかなりひいていました。
ただ、大変だったのが体の湿疹。
すねの湿疹は一度よくなったかのように見えても、
じゅくじゅくはしないまでも、頑固な湿疹が
すぐにぶり返し(ステロイドを使ってるのにも関わらず)
そうこうしているうちに、おなかや背中、腕にまで湿疹が広がってきて、
どんどんひどくなってきてしまいました…。(o´д`o)=3
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ソフトボールの練習でOvalに連れて行った日には
良くなっていた顔にもまた湿疹ができ始めてまた真っ赤に。
うまくまだ動かせないちっちゃな手で、一生懸命顔をこする修ちゃんの姿を見て
母、ここら辺でかなり落ち込みました…。
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私もすごく肌が弱いし、花粉症持ちだし、アレルギー体質が修ちゃんにも受け継がれてしまったんだ…
アトピーのことについて一人もんもんとネットで調べまくり(←コレ、私のすごい悪いクセ。)
どうしよう…・どうしよう…と悩んでしまいました。

再びGPに予約を入れ、同じ成分で同じ弱さのステロイドだけれど、
今度はクリームではなくSigmacortという軟膏を出してもらい、
スキンスペシャリストへの紹介状をかいてもらいました。
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上が2回目のGPで出してもらったSigmacortという軟膏、
下は1回目のGPで出してもらったEgocortというクリーム。
結果的には修ちゃんにはEgocortのほうがよく効きました。


ふつう、スペシャリストには長蛇の列ができていて、数週間から
何か月単位で待つこともあると聞いてたけれど、
運よくすぐにスペシャリストに診てもらえることに。
しかし、スキンスペシャリスト、初診料$170なり…高い・・・・。ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
2回目からの診療は$90だそうです。
修ちゃんはCalvary hospitalにクリニックを構える
Dr. Catherine Drummondに診てもらっています。
あ、ここでお得情報。診療費が高い…と思っていたのですが、
このドクター、Canberra hospitalのPediatrics(小児科)に
定期的に診察に行っているらしく、次からのアポイントは
そっちで見てもらえるようにしてもらいました。なので無料です!

スペシャリストでは、
GPで処方されたSigmacortは適切な薬なのでそれを使い続けることプラス、
Wet dressing法をしなさいと指導を受けました。
(Wet dressingの詳しいやり方はこちらっ!!)

やはり、顔はすぐにきれいになりました。
でも、体のほうは、一日2回、朝とお風呂上がりに
湿疹が出ているところ(ということは全身…)にステロイドをぬり、
その上から保湿剤を塗り、その上にぬるま湯に浸して固く絞ったBody suitを着せ、
その上にはかわいた洋服を着せる。
Wet dressingをし始めてすぐにお肌の違いに気がついた。
湿疹の赤みが和らぎ、前までは恐竜の肌かというくらいごわごわ、
がちがちだったすねの部分も柔らかく、しっとりとした感じ。
これはもしかしたら…いい感じなのかも!!!!と一筋の希望が見えた!
次のスペシャリストの予約は2週間後。
もしかしたら次に診てもらうまでにかなり良くなってたりして!と少し嬉しくなるも、
そう甘くはなく、一度よくなりかけたかも…という状態からまた悪くなり、
今までそれほどひどくなかったお腹、腕にまで細かい、
かさかさした湿疹が広がり始め…。(゚Д゚)!

修ちゃんと母の湿疹奮闘記、2に続く~♪
☆★☆by. Satoko★☆★ by masaandsatoko | 2009-04-24 15:08 | ♪♪修ちゃん話♪♪
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